劇場版ポケットモンスター第5弾
「水の都の護神 ~ラティアスとラティオス」
舞台挨拶
- 司会:
-
それではここで監督、声の出演者の皆様をお呼びしたいと思います。
皆様どうぞ、盛大な拍手でお迎えください。
- ~湯山監督・松本梨香さん・神田うのさん・釈由美子さん・優香さん登場
- 司会:
- …はい、それではさっそくご挨拶をいただきたいと思います。
湯山邦彦監督、お願いします。
- 湯山:
- はい。…ちょっと今聞こえなかったんで…。
- 司会:
- はい、湯山邦彦監督、恐れ入ります、ご挨拶をお願い致します。
- 湯山:
- はい、すみません。どうも、監督の湯山です。
今日は皆さんわざわざ来ていただいてありがとうございます。
映画は楽しかったでしょうか?
- 客席:
- は~い(拍手)
- 湯山:
- 今回は5作目ということで、
今までとはちょっと違う雰囲気にしたいなと思って…いたんですけども、
どうだったでしょうかということです。
- 司会:
- せっかくですね、監督にもお越しいただいてますので、
監督に質問させていただきたいと思うのですが、よろしいでしょうか?
- 湯山:
- はい、よろしくお願いします。
- 司会:
- はい。今回映画を製作するに当たって、5周年作品ということで、
すさまじいお力の入れようだったと思うんですが、映画を作るうえで一番苦労したこと、
それから皆さんに注目してこれからまた観て欲しいなというところはどの辺でしょうか?
- 湯山:
- あのー、ま、アニメーションで大変だといわれるのは水なんですよ。
- 司会:
- 水ですか。
- 湯山:
- もうひとつが町並みというのがこれも結構…作画大変なんですよ。
今回の舞台が「水の都」にしてしまったんで、水の表現と町並みの表現、
これが一番技術的には苦労しました。
- 司会:
- これは、つまり水の都ということで、
イタリアの中でも水の都ベネチアを選ばれたのはそういった理由だったんでしょうか。
- 湯山:
- いや、ただ水の都…ベネチアをイメージしたんですけども、
ベネチア行ってみて思ったんですけども、結局ベネチアって世界で唯一の都市なんですよ。
似たような街がなくて。
最初はまぁ、…アルトマーレというんですけども、
ベネチアといろいろ変えてみようかと思ったんですけども、やってみたら、
ベネチアの雰囲気がそのままそっくり出たかなと思います。
- 司会:
- そうですね。とってもきれいな街並みでしたよね、皆さん。
さて、ここで監督、初日を迎えた今のお気持ちをお聞かせいただきたいと思います。
- 湯山:
- 映画というのはですね、作っただけでは何の意味もなくて、
お客さんの目に触れた瞬間に初めて「映画」が生まれてくるのだと思います。
見た人の数だけ、たぶん「映画」というものは存在するんで、
なるべく多くの人に観てもらえれば、それだけたくさんの「映画」が生まれてくると思います。
今日、初めてお客さんの前で見てもらった瞬間、この映画の完成であるとともに、
この映画の始まりだと思っています。今日は本当にありがとうございます。
- 司会:
- ありがとうございました。
- 司会:
- 続いては、映画5作目、5回目の主役です。
サトシ役の松本梨香さん、お願いいたします。
- 松本:
- どうもー、皆さん。「今年もよろしく」っていう感じなんですけども、
今回はCGももっともっとたくさんグレードアップして、
またより一層ポケモンワールドがですね、非常に確立してるなという感じなんですけど。
私、あのー…小さい頃からですね、風邪があったりとか具合が悪かったりすると、
津波の夢を見てたんですね。それで今回、自分がサトシとして演じることに当たって、
「うわぁ、これ夢で見た映像と同じだー」って思って。
で、いつも津波にのまれて、「うわー」って言った時に目が覚めるんですけど、
ラティアスとラティオスが助けてくれたので、
もう具合が悪くなってもこういう夢は見ないで済むなぁ…と一安心しています(笑)
- 司会:
- はい。そこでですね、
もう具合の悪くなる夢を見なくて済むなという松本さんにもお聞きしたいと思います。
今年もアルトマーレの街を舞台に大活躍でしたよねぇ。
今回の作品の中でサトシを演じられて、もうココが一番好きというシーンはどこでしたでしょうか。
またですね、最後にちょっとドキッとしちゃうようなシーンがありましたよね、
皆さん覚えてますよね。あのシーンについてのご感想もお聞かせいただけますでしょうか?
- 松本:
- ドッキリですね。何か、ドキドキワクワクっていうね、
ハラハラ…っていう感じなんですけど(笑)最後、キスをされたじゃないですか。
あれはもう「え゛っ?」ていう感じでしたね。台本には書いてなかったので、
やりながら映像を観て「えっ?…今、口と口かな?」っていう、…ちょっと昔を思い出しました。
- 司会:
- 昔を思い出しましたか。はい。
さて、一番好きなシーンなんですが、これは選びにくいと思うのですが、どの辺が一番でしょう?
- 松本:
- まあ…サトシ大活躍なんですけども、
サトシが箇所箇所で垣間見せる優しさというか、
そういうところが…私はサトシのそういう優しさみたいなね、暖かさ、ポケモンを思う気持ちとか、
そういうところが描かれている所が大好きなんで、今回それがたくさん有ったと思うんですね。
そういうところが一番印象に残っています。
- 司会:
- はい、ありがとうございましたー。
- 司会:
- では引き続きまして、おしゃれ姉妹怪盗のお姉さん、
ザンナーを演じました、神田うのさん、お願いいたします。
- 神田:
- はい。皆さんおはよーございます。
- 客席:
- おはようございまーす!
- 神田:
- えーと、おしゃれ怪盗姉妹のザンナーを演じさせていただきました、
神田うのです。このたびはポケットモンスターという、
ホントに、世界で大人気のこんな超大作映画に出演させていただいて、本当にうれしいです。
うれしかったです。そして何よりも…まあ、ピカチュウ…ね。
(着ぐるみに向かって)ピカチュウ、ピカチュウ?
大好きなんです。黄色い色もかわいいですし。結構グッズもいっぱい持ってて、
今日の朝もピカチュウの目覚まし時計で起きて来たんですけども、
何よりも共演ができたという事がうれしいです。
そして、このザンナーという女性はですね、リオンとはまた違って、
すごく…後のことを考えていないですね。頭のいいのはリオンちゃんで、
その辺も神田うのに似てるなぁと共感できたりとか。
あとはすごく、ファッション…大好きなんですね。
だから…水にドボンってなった時にドライヤーをかけていたりとか。
まぁ、そういうところがすごくかわいらしいなと思ってましたけども。
やってるうちにどんどん好きになってって、ザンナーの女王様ぶりなんかも大好きですし。
- 司会:
- そうですね、あの、「おしゃれ怪盗」というスタイリッシュなところがね、
うのさんに共通されているんじゃないかなと思いました。
- 神田:
- ええ、ありがとうございます。
- 司会:
- ありがとうございましたー。
- 司会:
- さあ、それでは続きましてザンナーの妹、
リオン役の釈由美子さん、お願いいたします。
- 客席:
- 釈ちゃーん!
- 釈:
- 皆さんおはようございます、釈由美子です。
- 客席:
- おはようございまーす!
- 釈:
- おはようございまーす。えーと、どうでしたでしょうか、釈由美子。
初めて声優に挑戦させていただきました。
もともとピカチュウ大好きで、姪っ子とかとよく観てたんですけども、
このピカチュウファミリーに参加させていただけた事を非常にうれしく思っています。
今回私がやらせていただいたリオン役は、普段の私と違って、
きりりとしててシャープで、ちょっと怖い…クールな女の子なんで、
役づくりがちょっと、声を低く出す…「アリアドス!」とか言ったりするのが、
役作りがちょっと難しかったです。勉強になりました。
- 司会:
- そうですか。ところで釈さん今回声優初挑戦ということなんですが、
演じられてみて大変なこともたくさんあったと思うんですが、
楽しかったことはどんなところでしょうか?
- 釈:
- 楽しかったところは、
最初はリオンのキャラクターについて行くのにちょっと抵抗があったんですけども、
慣れてきて入り込んでしまうと、
心のしずくを手に入れてからの暴走しまくるリオンを「オホホホ」ってやってるのがすごい快感でしたねぇ。
- 司会:
- なるほど。今回ですね、神田うのさんと姉妹役での共演ということでしたが、
いかがでしたでしょうか?
- 釈:
- あの、もともとすごく憧れていた方なので…
- 神田:
- ありがとっ。
- 釈:
- こういうホントにお姉さんだったらいいなと思いました。
ザンナーのかわいらしい部分、かっこいい部分というのを隣で感じられて幸せだなあと思いました。
- 司会:
- はい、ありがとうございましたー。
- 司会:
- それでは続きまして、
短編「ピカ☆ピカ星空キャンプ」ナレーションを担当されました、優香さん、お願いいたします。
- 客席:
- 優香さーん!
- 司会:
- …はい、とても大人気の優香さんですが(笑)
- 優香:
- すごい楽しかったです。ナレーションは初めてだったので…。
ソーナノっていうのが出てきてすごいかわいくって。
- 司会:
- 今回ですね、優香さんには子供たちにとっても優しく、
楽しくナビゲーションされていたんですが、実際にナレーションを終えて、
ここは難しかったなぁというところはありましたでしょうか?
- 優香:
- そうですね。難しいところはあまりなかったですね。
細かいところは何か、お姉さんっぽくだとか、最初に言われていたんで、
すごくポケモン達を見守っていて…楽しめました。
それで、私がしゃべりかけたのに対して、みんなが反応してくれるんですよ。
ソーナノとか、ピチュー達とか。なので、すごい楽しかったですね。
- 司会:
- そうですか。
じゃあ「ここは一番楽しかったな」というところはどんなところでしたか?
- 優香:
- お話が、っていうことですか?
- 司会:
- はい。
- 優香:
- あっ、じゃあねえ…(笑)。
あの、ソーナノがとてもかわいいんですけど、ワニノコにパーンってやって、
それでみんなが水遊びをするんですよ。それがすごいかわいいですよね。
- 司会:
- あれは気持ちよさそうでしたね。
- 優香:
- 楽しそうで、あれをやりたいなと思いました。
- 司会:
- はい、ありがとうございましたー。
- ------マスコミ用写真撮影の後
- 司会:
- それでは最後に、松本梨香さんに恒例の締めのご挨拶をいただきたいと思います。
- 松本:
- はい、今年もポケモンパワーで乗り切って行きたいと思います。
用意はいいかな?大丈夫?5年目なのに…「5年目なのに」っていうのは変ですけども、
5年目を迎えまして今日初日ということで、これだけたくさんの方々、
そして10人くらいのサトシ(笑)いますけども。
本当にポケモン愛されてるなと、また実感してほっとしています。
これから暑い夏になりますけども、今からみんなで一緒に掛け声をしてですね、
ガツンとポケモン、強力ビタミン剤となって行きたいと思います。
皆さん大きい掛け声よろしくお願いいたします。
私が「今年の夏もポケモン」というから、みんなで「ゲットだぜ!!」と。
よろしくお願いします。いいですか?小さなお子さんから大きなお子さんまで(笑)お願いしますね。
あと、1階席2階席3階席ね。よろしくお願いしますよ。
- 司会:
- ありませんありません(笑)
- 松本:
- はい(笑)。大変なんですよね。
5万人くらいの人をこう、1つにまとめるっていうのはね(笑)
じゃ、行きます。
今年の夏も!ポケモン!
- 客席:
- ゲットだぜ!!
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